<< ある日のランチ 那須のパン >>

ミツバチの羽音と地球の回転

台風の嵐の中、どうしても見たかった映画『ミツバチの羽音と地球の回転』を見てきました。
※これから見ようと思っている方で、内容が知りたくない人は読まないでね。

d0160618_23562525.jpg


持続可能な生活とは、一体なんでしょうか。
瀬戸内海に浮かぶ祝島では、28年間もの間、湾を埋め立ててしまう原発建設計画と戦い続けています。

1000年続いてきた暮らしや文化、生態系の宝庫である海が、この原発建設で壊されてしまう危機に瀕しています。
漁業や農業などの第一次産業で生計を立てる島民の人々は高齢化が進んでいて、平均年齢75歳ですがそれでも戦っています。

祝島の人達はこの島を自分の子供、孫、その先まで残していきたいと心から願っています。
祝島に住もうが住まないかは、その子達の自由。だけど、その環境を残す義務があると考えています。
それに対して一方的な中国電力との抗争の中では厳しい場面が度々あり、自然と涙がスーっとこぼれるシーンがたくさんありました。

このように誰かや環境を犠牲にしてエネルギーを作る日本に対して、持続可能なエネルギー供給を実現しようとしているスウェーデン。
国民投票で脱原発が決まり、省エネ住宅、自然エネルギーの開発を進めるスウェーデンは、電力を選んで購入することができる。

一方、日本は電力会社から当たり前のように、電力を買います。
その当たり前に慣れてしまい、一人一人がしっかりとエネルギー問題について考える機会を失っています。

大都市では地方でこんな問題がおきてることも知らず、夜でもキラキラ明るい街に地方の原発から電気が送られている。
長く続いた暮らしや文化、生態系の宝庫である海を壊したところから送られてくる電気を何も考えずに使い続けていいのでしょうか?

目先の利益にとらわれず、住める地球を残してあげるために、一人一人に考えて欲しいと思います。
電気を使うことが必ずしも反対とは思わないけれど、エコがトレンドのようになっている日本、CO2削減と叫ばれるなか、本当に電気自動車、オール電化生活はいいものなのか。
エコカー減税やエコポイントも本当にいいものなのか?それって本当にエコなことなの?
エコバックを持っている、ただそれだけで“エコしてます”って誇らしげに思っていいの?

ただ、一方的に偉そうなことをツラツラと書いてしまい、何が言いたいのか文章にするのが難しいけれど、とにかくこの映画をたくさんの人に見て欲しいと思います。
賛成でも反対でも、事実を知った上でどう思うか一人一人に判断してほしい、一人一人に考えてほしい。
一人一人が考えることによって、このような日本の環境社会を変えることもできるのでは。
地球は人間だけのものではなく、たくさんの動物もそこにはいる。
その地球上で、意思表示や選択ができるのは人間だけなのですから。
[PR]
by chie-tsuka | 2010-10-30 23:58 | 日々のつれづれ
<< ある日のランチ 那須のパン >>